こんばんは 小林です。
今日は先日入荷いたしました、ブラジルAquaFauna社こだわりの自社採集便のうち、マナウス周辺で採集されたビタエニアータを数種ご紹介いたします。
っとその前に、アピストをご紹介する際、地図を見ながらロカリティを説明することが多く、地図についてのお問い合わせがけっこう多く寄せられましたので、ブラジルの地図も仕入れております。ブラジル全土ではございませんが、アピストのロカリティを調べるにはちょうど良いサイズで見やすいと思います。アピスト購入の際、一冊いかがでしょう。(通常3980円、お魚購入時は2980円にいたします)
今回ご紹介するマナウス周辺のビタエニアータの産地もほれこのとおり。
① アピストグラマ ビタエニアータ イランドゥーバ Sクラス 3.5cmUp ペア¥14800 ↓
マナウスの対岸、南西に位置するイランドゥーバ(Iranduba)にて採集された。この個体はまだ幼魚ながら尾びれが大きく、淡いブルーの体色にほっぺたからお腹にかけての色のりが良く目立つ個体です。
あっさりしたボディ色とホッペの派手さの対比が魅力を引き出している。
② アピストグラマ ビタエニアータ イランドゥーバ オレンジ ツインバー 3.5cmUp ペア¥19800 ↓
①と同地域で採集されたビタエニで、これまた良魚です。ツインバーである尾びれをはじめ、各ヒレにオレンジが見てとれゴージャスな個体です。
通常時や怒っているときでも、その時々で見応えのある個体です。
③ アピストグラマ ビタエニアータ ラーゴパラクーバ Sクラス 4cm ペア¥19800 ↓
この地図には載っていませんが、マナウス対岸ちょうど南にラーゴパラクーバ(Lago do paracuuba)があります。ブラジルで湖はラーゴと呼ばれています。
この湖産パラクーバは、このサイズにしては各ヒレが非常に大きく立派です。青、赤、黄色の色彩バランスも優れており、特筆すべきは背びれ軟条がとても伸長しこの個体の良さをひき立てています。
この個体 ほんといいところ取りしてますね!
ご覧いただきまして、ありがとうございます。
産地にこだわって採集されたビタエニアータの魅力、楽しんでいただけたのではないでしょうか。採集しながら、ひとつひとつの採集地別にストックすることは大変な労力だと思います。
それをあえて我々マニアの要望にそって、ロカリティ別に収集してくださる業者にありがとうございますと言いたい。
最近、ニュースでは偽装問題が話題となっていますね。私はバナメイエビをよく料理に使いおいしくいただいています。それなのに、なにかバナメイエビが安物で良い物ではないように取り上げられているように感じ、なにか嫌に感じてしまいます。えびはなにも悪くなく、偽装した業者のせいなのに・・・。
アピストにしても、ご存じない方もけっこうおられますが、毎年毎年そのような個体がでまわります。当然魚が悪いわけではないのですが、そういうことを平気でする業者さんがいることは悲しいことです。労力を惜しまず採集された魚と、同じ名前で輸出・販売するのはどうかと思います。
採集地がごちゃまぜになっているのなら、例えばビタエニアータ ブラジル産とかにしたほうが魚のためにもマニアさんのためにも良いのにな・・・。
店長 小林