こんばんは 国宝好きの小林です。
ここ数年お寺参りなどをしていると国宝という言葉に敏感になっています。
今回は日本の国宝の中でも皆さんがよくご存知な建造物を見るため、兵庫県は姫路までの行程です。
姫路といえば・・・・そう 国宝の姫路城です。別名を白鷺城(はくろじょう)と呼ばれる。
50年ぶりの改修を終え、昨年から素晴らしい大天守が公開されるようになった白鷺城。
この日は待ちに待ったお城参りなのです。
さて、JR姫路駅前からまっすぐな道の先には、かの姫路城が ↓
ワクワクして近くまで歩きましたが、もう既にお腹がグルグル鳴ってます。
サービスエリアでついさっきチーズバーガー食ったばかりなのに、早速お昼休憩になりました(笑)
適当に見つけたお店でアナゴ食べてみました ↓
こんなアナゴは初めてです。なんと こちらのほうの名産らしく尾頭付き! ↓
見た目はちょいとグロイですが、それほどくせも無く白身で旨かったな~。
そして落ちつくまもなく、
懐かしいビクター犬に挨拶して いざ姫路城へ ↓
ド~ン!!!
白鷺城 でございます。難攻不落の国宝。
瓦まで白いんやな~。ほんまに白いお城です ↓
ちょっと角度を変えると見た目が変わります。こちら側からの角度のほうが僕は好きかな~ ↓
さて、お城に入ろうとしたのですが・・・・・ ↓
こんなもの見つけてしまった・・・ ↓
あかん あかん 今日は時間がおしてるからと自分に言い聞かせながらも・・・
夫婦揃って動物好きにはどうしようもない看板が目に入りました ↓
お城の入り口付近に動物園があったなんて。
お城そっちのけで、がぶりついてしまいましたわ ↓
先ずは恒例のこちらから。
どこにでもあるな(苦笑) ↓
OH~! ぞうさん ぞうさん ワ~イ
はいはい なんでもやりますよ(泪) ↓
動物の種類としてはキリンやライオン、シロクマなど有名どころがちゃんと揃っているし、とても清潔にされていて動物達の毛並みがとても良い。
ここ生まれの動物達も多いことから、愛情を持ってしっかりと管理されていることがわかりました。
元気な子が多い動物園は、時間がかかります。
あれよあれよと時間が経ってしまい、そろそろ姫路城を後にする時間が迫ってきました。
動物園から見える姫路城 ↓
動物園にこなければ お城のこちら側は見れないでしょうから、良しとしましょうか・・・ ↓
今日の主目的地、姫路城を後にすることに・・・。
今度また来よう。
いや~! しかしいつもいつも 気ままな旅だな~と思う(苦笑)
さて気を取り直して次の目的地へ Go!!
姫路城から少し離れたお山、書写山(しょしゃざん)に登ります。
登るといっても標高かなりあります。
体力無いですから、これであがります ↓
官兵衛のロープウェイで。しかし恐い恐い
高いとこ嫌いなんですわ ↓
ヒエ~! 足がすくんで〇〇が縮こまるぜ~
「お~ゴールだ。」
ほっとする ↓
さて、なぜに書写山に登るのか。
なにがこんな山奥にあるかのかといいますと ↓
この書写山の山上には 圓教寺(円教寺、えんぎょうじ)がございます。
天台宗三大道場のひとつで、「西の比叡山」とも呼ばれる西国霊場第27番目の札所です。
ロープウェイの山上駅から歩いて登り始めます ↓
けっこうな急勾配ですから、スタート地点では杖を借りたほうが良いでしょう。
僕は格好つけて借りませんでしたから、途中でちょいと休憩です ↓
さてボチボチあるくと仁王門が見えます ↓
ここからが円教寺境内です。とても広く山上全体に広がっています ↓
この円教寺、先に言っておきます。スッゲ~お寺なんです。
先ずは魔尼殿(まにでん)に到着しました ↓
なんちゅう高くて頑丈な基礎 ↓
京都の清水寺と同じような舞台造りです。
残念ながら大正10年に全焼し、昭和8年に再建されたこの魔尼殿。もともとは970年創建だそうです。
こんな山上にどうやって木材等を運んだのだろうか。不思議です。
清水の舞台では考えられない独り占め。素晴らしい景観をゆっくり眺めました ↓
この「魔尼殿」はこんな映画の舞台でもあります ↓
次に向かったのは 「本多家廟所」 です。これ見て気づく方いらっしゃるでしょうか ↓
ここ円教寺は、あの名画 「ラストサムライ」のロケ地なのです。
(個人的に大好きな映画で、何度見ても泣いちゃいます)
トム・クルーズは撮影中、神戸からヘリコプターで現場入りしていたそうです。
案内の方が、いろいろなエピソードを語ってくれるので、それがまた楽しいです。
さて最終目的地の三つの堂へ ↓
まずは大講堂です。こちらが本堂にあたり、学問と修業の場となります ↓
三つの堂は一昨年の大河ドラマ、「軍師官兵衛」のロケ地でもあります。
ロケ地というか、実際 秀吉の命令で陣を張った実際の地にて撮影を行ったのです。
それを考えるとゾクゾクします。その地に立っているだけで感動です
こちらは食堂です。
しょくどう ではありませ。じきどう と読みます ↓
修行僧の寝食のための建物です。
こちらの食堂では、ご朱印をいただきました ↓
食堂から見る常行堂。
修業のひとつ 「常行三昧」 をする道場で、中央に張り出した舞台では雅楽や舞の奉納が行われた。
この三つのお堂は 国指定重要文化財です。
この地にいるだけで、時の流れを肌で感じることができる。
国宝という言葉にだけ敏感に反応していた自分がちょっと恥ずかしくなりました・・・。
書写山 天台宗 圓教寺
静寂の中に心躍る。まさしくそんな古刹でした。
季節を変えて何度も足を運びたい。
小林 圭