こんばんは 小林です。
今日は皆様ご存知のKatsu氏、クリエイティブアクアリウムさんの繁殖個体をご覧いただきます。
ヒパンキストルス属の王道といえばメガクラウンゼブラであり、
O-1血統といえばCAブリード。
しかし王道だけではなく、幅広いヒパンキストルスに精通し繁殖を試みるKatsu氏。
個人的にはメガクラブリーダーというよりは、真のヒパンキストルスブリーダーだと
思っております。
以前はヤムンダダークエビルや、最近ではミクラカンティクスをリリースされました。
そして今回も色々な面々におこしいただいております。
では 早速ごらんくださいませ ↓
① クイーンオブメガクラウンプレコ マディラ水系 WF1 CAブリード 2.5~3.5cm ¥24800 何年も前のある日・・・問屋さんからの連絡で、「とんでも無い種類がブラジルから入荷しました」との連絡があり送ってもらった新種。納品書にクイーンオブメガクラウンとある。カッコいい名前だなと思いながらも期待しすぎもアカンので なにげにバケツにあけてみてぶったまげた!「なんやこれ」名前負けどころか名前以上に凄かった ↓
そんな懐かしい記憶のなかにいたプレコのお子ちゃまがやってきました。クイーンオブメガクラウンのF1、CAブリードです ↓
野生採集個体の輸入が見られない珍種です
チビなのに、このふてぶてしい面構え
② ニューインペリアルダップルドプレコ WF1 CAブリード 3~3.5cm ¥13800 インペリアルゼブラプレコよりも採集が難しい。なぜならとても深場に棲息しているから。そのせいなのかどうなのか、繁殖も難しいという話をよく聞きます。産まれても育たなかったり卵だされたり。僕なんか何年も前に諦めてしまいました笑。そんな種類の野生個体群からのF1です。6匹のみ 貴重です ↓
③ インペリアルダップルドプレコ CAブリード 5.5~6.1cm Sold Out 想像、仮説、いろいろと考えさせられる逸品・・・。♂親がインペリアルゼブラプレコで♀親がニューインペリアルダップルドとの混血個体。ダップルド臭が消えておりインペにそこそこ似るのかと思いきや、スーパーインペ臭が濃く臭う。親達の優性劣性の関係も考慮しないといけないが、僕の思うスーパーインペの定義に色々と付け加えないといけないかもしれない。残念ながら先日ツイッターにあげてすぐに売れてしまったので完売でございます。 ↓
No1 6.1cm シンプルなスーパーインペに見える。大昔ブラックインペという名で輸入された個体に似ているきがする ↓
No2 5.5cm またまた考えさせられる個体
④ ヒパンキストルスsp 重複ハイブリッド CAブリード
♂親 トリプルハイブリッド 83’Sブリード (血統は、野生採集個体のキングロイヤルWF1、ワイルドスーパーインペリアルゼブラ、ワイルドニューインペリアルダップルドの3種の混血)
♀親 インペリアルダップルド CAブリード (血統は、野生採集個体のワイルドインペリアルゼブラ、ワイルドニューインペリアルダップルドの2種の混血)
4.1~4.7cm ¥19800 なにげに送っていただいて、なにげに撮影していたら、「おっ!」って思い血統を見返してみたら、えらいこっちゃ!。全ての親が信用のおける野生採集個体からの重複ハイブリッドです。祖先がわかること、そして繁殖の難しい種が用いられていること、全てにおいてめちゃくちゃ凄いと思います。キングゼブラやキングダップルドなどのシングーヒパンキ達の表現が作り出される過程のヒントになる。ヒパンキストルスの歴史に残る重要なブリードであると考えられる。 ↓
No1 4.5cm 白地に大柄ライン ↓
No2 4.7cm 白地にスポット ↓
No3 4.1cm おっ!赤い ↓
いかがでしたか?
ヒパブリコンの締め切り日に相応しい繁殖個体達の数々。
個人的であったり たぶん83’Sにとって、楽しいブログになったことは間違いない(笑)
そしてキンペコだけでは無いところに、今後のヒパンキストルス界の未来が見えてきたように感じます。
さあ まずは皆でヒパブリコン2018の投票結果を首を長くして待ちましょう!
キンペコマニア 小林