こんばんは 小林です。
さて皆様サンダードロップペコルティアというプレコをご存知でしょうか?
なにそれ?っていう方や、最近になって名前は知ったけど 詳細等何ものか知らない方は多いと思います。
以前、といってもブラジルから わんさかプレコが輸入されていた何年も前に遡りますが、クイーンインペリアルタイガーにちょっと風変わりな個体が混じるときがありました。 ↓
極少数ななかにも いろいろなタイプはおりましたが、明らかに同地域にて採集されるタパジョスサンダーペコルティアのニオイがし、それらとクイーンインペタイガーとのハイブリッドだと思われました。
そして彼らにはサンダードロップペコルティアという名が冠されました。
さて今となってはプレコ自体の輸入が少なく、またクイーンインペリアルタイガープレコにいたっては 極々少数となってきたためこのサンダードロップも幻と化してしまいました。
そんな折での数年前のこと・・・。
キンペコブリードでお馴染みのB.M.Kongさん(以下 コング爺)のWildクイーンインペリアルタイガー同士の子供から、まさにサンダードロップと同じ表現をした個体が生まれてきたのです。
さすがにビックリしましたが、Wildキンペコ同士からインペ似の個体が生まれたり、Wildインペ同士からスーパーインペが生まれることがあるのと同じ理屈だと思えば可能性はあります。
以下は、昨年末 クイーンインペリアルタイガープレコのアップ時に少しサンダードロップについて書いた記事ですが ↓
サンダードロップペコルティア F1 B.M.Kongブリード 9cm 参考個体 両親ともにクイーンインペリアルタイガーから得られた、サンダードロップとしか言いようがない繁殖個体(F1)。サンダードロップは以前、数年に1匹程度 極々稀に採集されていた幻のペコルティアです。間違いないと思われるが、同産地のクイーンインペとサンダーペコルティアの現地ハイブリッドだといわれています。そういった個体がクイーンインペリアルタイガーから産まれてもなんら不思議ではない。ただハイブリッドなので彼ら同士で次の世代を出すのは至難の技ではないだろうか。画像は参考個体のため販売用ではありませんがいつか入荷を期待したい逸品です ↓
ハイブリッド同士からの繁殖は難しいと書いており、いつか入荷を期待したいと書いておりましたが、この度遂に コング爺のほうから幻のサンダードロップがリリースされました。
しかも今回リリースされた子ども達の両親は、Wildクイーンインペリアルタイガー同士から生まれたサンダードロップペコルティア(F1)になりますので、クイーンインペタイガーWildから数えればF2であり、サンダードロップ同士の血が濃くなっており、結果的にも同腹の兄弟全てがサンダードロップ表現だそうです。
ただし・・・コング爺曰く、「子ども全然のこらへんし、成長もせんし大変やで~」 だそうで なかなか累代を進めることは至難のわざと言えそうです。
個人的には スーパーインペリアルゼブラ的な夢のある種類だと思いますし、やってみる価値があると思います。
では 長くなりましたがどうぞお楽しみくださいませ ↓
① サンダードロップペコルティア F2 B.M.Kongブリード No1 5.6cm ¥128000 両親はWildのクーンインペリアルタイガープレコから得られたサンダードロップであり、この得られた子ども達もサンダードロップとしか言いようがない個体です。また このNo1個体は上物であり、ちょうど中間的な雰囲気をもっており特にお勧めです。コング爺曰く 「おおきなったらガラがもっと えげつ~なるで」 だそうです ↓
② サンダードロップペコルティア F2 B.M.Kongブリード No2 5.6cm ¥79800 こちらも同腹の子ですが、まだ小さいせいか単純なバンド模様です。ジジイがいうとおり、これから柄がダイナミックに変化することに期待したいと思います ↓
③ サンダードロップペコルティア F2 B.M.Kongブリード No3 5.6cm ¥98000 このNo3個体も上物なので、中間的な雰囲気をもっております。どこまでいっちゃうのか楽しみな個体 ↓
④ サンダードロップペコルティア F2 B.M.Kongブリード No4 5.1cm 特別価格¥49800 こちらNo4個体は、背鰭に若干、ハラビレがだいぶ小さいという難あり個体です。そのためだいぶ特価にしています ↓
いかがでしたか?
サンダードロップ、なかなかよかったでしょ?
フィン 小林