こんばんは。店長の小林です。
お待たせいたしました。
「のっけから なんやねん」 と思われる方が多いと思います。
すいません、今日は熱い熱いキンペコの世界の話でして、かなりお待たせしてしまった血統がおりましたので、こんな感じで始まりました。
さて本日はあのfin第二系統をこよなく愛する男の一人。
春吉商店の春吉さんが、そのフィン第二系統で繁殖させたニューメガ達をご覧いただきます。
ブログこちらまで → 春吉商店
さて知らない方も多いと思いますので、fin第二系統のお話を先に少しだけ。(知ってる方はこことばしてくださいませ) ↓
もともと、お店少し入ったところの三段ラブ&ピースを繁殖用にしてしまって、奥の水槽と区別するために第二系統って呼びはじめたのが始まりです。そこでブリードが成功し始めて、生まれてきたニューメガ達を奥の水槽の繁殖個体と区別するために、そのまま第二系統って名づけちゃったんですね。
さて、そんな彼らの血統なのですが、オス親は3匹いたのですがCF血統直系です。彼らはニューメガクラウンとして販売していましたが、最後まで売れ残った黒い個体達でした。(その頃はブリードキンペコなんて人気なかったんですわ)そして♀親はフィンのメガクラウン血統で6匹いました。オス親達とメス親達の画像はそのころノーマークだったので撮影していないのですが、またいつか暑い地方の方が親画像を見せてくれるでしょう。
ということで3部屋に1オス2メスでセットして、生まれた子供は全部いっしょくたにして販売していました。さてそこが問題のようで、言い方が良くないとは思いますが あたりとハズレがあるようなのです。当たりなら数年後にけっこうな確立でメガになってくれるようです。なぜに数年もかかるのか理解できない。(もっと早くメガになることがわかっていれば小さなうちに手放さなかったのに笑)
たしかに好きなタイプを2匹とっておいた個体がメガになってました。変な感じですけど ↓
個人的に第二系統って簡単にまとめてみるとですね こんなところかな・・・ ↓
① 親達の血統はいいけれど見た目はそれほど。
② フィン第二系統は3♂6♀の血が混じっています。
③ ♀親の成熟はとても早く、一年かからず10cmほどに成長しすぐに抱卵し産みました。全てそんな感じだったので、彼女らの子孫もそんな早熟な性質を受け継ぐ可能性あり。(♀親の同腹♂も成熟がはやく一年で子供とりよりました)また子供がほっといても育つ血統であった。
④ ネガティブの特徴が長い時間かかってから表現され始める。
⑤ その時は当たりハズレがあっても、子孫で良い仕事する可能性が高い
⑥ ネガティブなのにドットがあまり出現しない。
とまあこんなところか。
フィン第二系統 渋い血統なのに最近とても人気があることに驚く。そしてその子供達が親になって子孫を残し、その子供のリリースを待つ方がいるという嬉しさ。ブリーダー冥利に尽きますね。
そして、春吉ちゃんの言葉ですが 「あまり 柄や見た目が ド派手じゃなくてもいいんです。好みなんです」
同感同感好みは違うけどね
いや~ マイペースな趣味人やな~としみじみ思いましたわ。
そろそろ長くなったんで本題に突入しましょう ↓
① リアルメガクラウンゼブラ 春吉ブリード fin第二系統 × fin第二系統 4.5cm Sold Out 第二系統でも、累代進めば幼魚でも早い段階からネガティブ表現が現れるということか!こんなん生まれんかったけどな~・・・ ↓
② リアルメガクラウンゼブラ 春吉ブリード fin第二系統 × fin第二系統 5cm Sold Out 白いな。ピカピカしてシルバーシャドウタイプでした ↓
③ ニューメガクラウンゼブラ 春吉ブリード fin第二系統 × fin第二系統 4.2~6cm ¥14800~39800 色々な個体いますので、お好きな個体をお選びください ↓
No1 6cm 39800円 悪そうな目つきをした派手な個体。♂だろな ↓
No2 5.3cm 24800円 ナイスな背びれ ↓
No3 5.8cm Sold Out この尾びれの切れ込みは誰ににたの?先祖にいたのか上流の方が ↓
No4 5.5cm Sold Out 化けたりして ↓
No5 5.5cm Sold Out 面白い表現をしている。店長の好みなんてどうでもいいけど好き ↓
No6 5.5cm 14800円 CF血統らしい逆Yあり個体 ↓
No7 4.2cm 29800円 好みです。ピカピカしてますぞ ↓
No8 4.5cm 26800円 好みです。相当たまりません ↓
④ ニューメガクラウンゼブラVar 春吉ブリード fin第二系統 × fin第二系統 5.3cm ¥29800 同腹とは思えない個体が生まれていますね。なんだろな~この横ライン。こんなの生まれたことなかったぞ・・フィンでは ↓
いかがでしたか?
まだまだキンペコの世界を知らない方が多いと思いますが、とても熱い世界があります。
今からでも遅くないので、一歩足を踏み入れてみませんか?
たくさんのブリーダーさん達と お待ちしておりまする(笑)
アクアショップフィン 店長 小林 圭