こんばんは 店長の小林です。
さてコロンビア便にて入荷する人気のプレコ、ブルーフィンパナクエが入荷いたしました。
さてこのブルーフィンパナクエの学名が記載されていたのをご存知でしたでしょうか?
その名は Baryancistrus beggini (バリアンキストルス ベッギーニ)
なんと属名がバリアンキストルス属、すなわちカイザーグループとなりました。個人的にこの新種(ブルーフィンパナクエ)は、背びれとアブラビレがくっついていることからスペクトラカンティクス属(Spectracanthicus)に属するのかと当初思っていました。
さて下記の画像が、記載されたバリアンキストルス ベッギーニ ホロタイプです。ベネズエラのオリノコ河水系支流、ベンチュアリ河にて採集されたとなっております。そのほかにはガビアレ河でも採集されるようです。
Baryancistrus beggini MCNG 55351, 80.9 mm SL; holotype
Holotypeの詳細:RioVentuari:Venezuela, 3 April 2005
青い光を備えた、基調色が暗い黒から茶色であるとされております。
Baryancistrus begginiは、ガイアナ・シールドの露出した部分を構成する、花崗岩質の岩盤および巨石の隙間から集められたようです。
また、胃の内容物を調べたようで、この生息地の岩の表面全体に豊富に付着する生物およびミクロフォーナ(微細な動物)を常食にしているようです。
さて、記載文ではやはり脂鰭について細かく書かれております。脂鰭と背鰭の間隔についてふれられております。
現在、種としてはBaryancistrus属と記述されていますが、一時的に結論付けられているようです。
では 今日は失礼します。