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プレコの混泳を考える

こんばんは 小林です。

さて、今日は店内のプレコ水槽の一部をお見せいたします。プレコ飼育の参考になればと思います。

プレコ飼育の醍醐味は、なんと言っても混泳につきますね。多種多様、大小さまざまなプレコ達は魅力的であり、気にいった種類を水槽に多数入れたくなってしまいますね。ただプレコの性格はまちまちで、気の弱いもの、ケンカが弱いのに喧嘩っ早いやつ、餌を独り占めする個体、痩せやすい種類、といろんな種類や個体差があります。1水槽1種1匹飼育がプレコにとっては、一番良いのでしょうが、水槽を置けるスペースなどの理由により、制限されてしまうことが多いです。

そこで、いかに混泳をうまくできるかがプレコ飼育を楽しむキーポイントになると思っています。今日は流木の種類、使用方法について考えてみます。(ろ過がよく効いている前提でのお話です)

PlecoTank1

PlecoTank2

PlecoTank4

PlecoTank3

この4本の水槽では、プレコが争うことはあまりなく、混泳はうまくいっております。画像からお気づきかと思いますが、これらの水槽では枝流木を多用しております。一般的に安価で販売されている、ごろんと大きなトラディショナル流木は全般的に平面的なことが多く、水槽で一番強い個体が一番良い場所に陣取り、そこを縄張りとすることが多いです。強い個体は、この縄張りに近づく他のプレコに襲い掛かることが多々あります。

さて私が多用している枝流木なのですが、1本1本がそれほど太くないため、どのプレコも縄張りを主張する陣地を作りにくいです。また画像のように立体的に流木を配置することも出来、底面積が少ない水槽でも、万が一のときに逃げ場所が多くて安心です。このように、プレコ達はつねに多魚が見えており、縄張りも作れず喧嘩が少なくなります。

私はこのような流木レイアウト水槽を基本のひとつにしています。先ずはプレコ達に、テリトリーを作らせないことが、上手な混泳への第一歩だと考えています。次回以降は、種類やサイズ違いの混泳のコツ等をご紹介したいと思います。少しでも飼育の参考になるとうれしいです。

ちなみに、使用中の流木などの販売もしていますので、ご相談お待ちしています。

ではでは 小林