こんばんは 小林です。
先日の秋晴れの日、奈良の明日香村周辺を訪ねてみることに。
巨石に出会うちょっとした旅となりました。
京都を朝に出発し、JRと近鉄を乗り継ぎ2時間半で飛鳥駅に到着しました
先ずはこんな方にお出迎えしていただきました。 ↓
もうお昼でお腹がすいたのですが、とにかく第一の目的地に向かうことに決定。歩くか自転車か迷いましたが、帰る時間のことも考慮してレンタサイクルを選択しました。さあ 石舞台古墳へ いざ出発。 ↓
譲っていただいた自転車を、いつでも乗れるようフィンに置いていますが、最近全然乗ってない店長です。スタッフからは乗る乗る詐欺と指摘されています(笑) ↓
さて途中、田畑の細道に早速巨石が見えてまいりました ↓
亀石です。石造物の多い明日香でも、ひときわユーモラス。
僕と比較してサイズがわかるでしょ。平日のせいか人ももまばらで、亀石とツーショットできてうれしかったりします ↓
さて石舞台周辺まできましたので、そろそろお昼にしよう。どこにするかリサーチしまして
農村レストランに決定 ↓
ジャーン!!
古代米御膳(1080円)
古代米を使ったご飯と、季節のお野菜がふんだんに使われています。
いただきま~す!
だいたいこういった観光地で食べる食事は、高いだけということが多いのですが、ここのお昼ご飯は大当たりです。こんなに盛りだくさんで、一つ一つの味が良く 毎日食べたいと思いました。
さてお腹もいっぱいになり目的地まで歩きます。といっても別腹はあいているので、こんな方が邪魔をしてきます(笑) ↓
後ろ髪はひかれますが、先に向かいます ↓
快晴で気持ちよく寝転びたいのですが・・・・。先を急ぎます ↓
さて、第一目的地、かの「石舞台古墳」が現れました ↓
そして石舞台を独り占めできました ↓
この巨岩は6世紀後半にこの地で政権を握っていた、蘇我馬子の墓ではないかと考えられています。石の総重量は2300tだそうです。
中に入ってみることにします ↓
落ちてこないか心配ですが、1000年以上このままなので大丈夫 ↓
なんかテンションあがってるようです(笑) ↓
その後じっくり研究 ↓
さて石舞台を後にし、次の目的地 「飛鳥寺」へと向かいます ↓
こんなパラダイス↓ は見て見ぬふりをします
途中、日本最初の厄除け霊場である 「岡寺」 へ ↓
きつい上り坂でした ↓
清め、厄除け観音様にお参りし、こちらではご朱印をいただきました ↓
この日は、暑くも寒くも無く本当にいいお天気で気持ちが良く、絶好のサイクリング日和です ↓
稲穂が揺れています。
飛鳥寺に到着しました。このお寺はなんといっても日本最古の仏像である 「飛鳥大仏」 を拝むことが出来ます。重要文化財や国宝では珍しく撮影させていただけます ↓
渡来人、鞍作鳥仏師の作品でエキゾチックなお顔をされています ↓
のどかな田んぼ道やお花畑のなかに ぽつんとこれほどのお寺があることが不思議です。
ながいをしてしまい、そろそろ駅に向かうため、飛鳥寺を後にしました。
途中、平らな石と中央が窪んだ石に出合えます。
鬼の俎(おにのまな板) ↓
鬼の雪隠(おにのせっちん) ↓
鬼が通行人を捕らえて、まな板のうえで捌き、食した後に雪隠で用をたしたという伝承があるようですが、元は天皇家が埋葬されていた石室だそうです。
さてせっかく明日香村まで来たのに、高松塚古墳や天武天皇陵を訪れる時間がなくなってしまいました。しょうがないので、3時のおやつとしました(笑)
当然、コーヒーはブラジル産の酸味があるやつで ↓
そして本日最後の締めは、やはり石造物の 「猿石」 さんです。
千数百年もここに鎮座している不思議な石達です ↓
ちょっとおサルさん似 ↓
どのあたりが女?
ここ明日香にきて仏像や宮殿跡、また古墳群や巨石を見て思うことは、明らかにこの飛鳥の文化は大陸からやってき来たのだろうと想像できる。
今、その周辺国と我が日本は微妙な関係ではありますが、それはそれ。
今回 明日香で歴史に触れてみて、それら大陸の国々に親近感を感じます。
小林 圭