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ペツラノスの仲間

こんばんは 店長の小林です。

今日はアノストムスタイプのひょっとこ顔!

ペツラノス属を3種ご覧いただきます

スーパーレアで超マニアックな中型カラシン達

では 早速ごらんください ↓

 

 パンダアスノストムス ガイアナ No1個体 7.5cm ¥59800  ペツラノス  スピロクリストロン( Petulanos  spiloclistron  : Suriname )に似ている、ガイアナ産のレアフィッシュで、Petulanos cf. spiloclistronと言う名で流通します。こちらは未記載種で、スピロクリストロンに似ているため種名の前にcf.ついており、シッパーさんから来る和名もあってパンダアノストムスといいます

さてこの両種の違いなのですが、本種のほうが鱗一つ一つが多きめでザラザラした印象でどちらかいうと次に紹介するプリカタスのよう。またスピロクリストロンの斑紋が大きなスポットや楕円が少数で全体的には幾何学的な模様であるのに対し、こちらのパンダアノストムスは小さな円形や楕円形の斑紋がボディ全体に多く広がっています。またペツラノス達の特徴となる上向きの吻に関しては、両種ともひょっとこ顔ですが  スピロクリストロンのほうがより上向きでシャクレています

 

【 スピロクリストロン と  cf.スピロクリストロンの違い 】

先ずはお手本のようなスピロクリストロンの2産地。鱗がきめ細かく地色が明るいのが本種。またスポットや楕円の斑紋は3~4個で全体的には幾何学的な雰囲気を持つ。反してcfのほうは全体的に斑紋がおおく体色は鈍い銅色が多い

スピロクリストロン   シパリウィニー産 ↓

スピロクリストロン   ニッケリー産 ↓

cf.スピロクリストロン。全体的に斑紋なので和名はパンダなんでしょう ↓

 

cf.スピロクリストロンの吻。ひょっとこ顔 ↓

スピロクリストロンの吻部です。ひょっとこ顔なのですが、下あごは赤みを帯び  急角度で上を向きよりシャクレています ↓

 

 パンダアスノストムス ガイアナ No2個体 7.0cm ¥59800  Petulanos cf. spiloclistronです。この個体は地色が明るくスレンダーでちょっとスピロクリストロンよりですが、吻と鱗と斑紋の感じはcfの特徴となる ↓

プリカタス的な緑ギラが見える ↓

 

 パンダアスノストムス ガイアナ No3個体 7.3cm ¥59800  Petulanos cf. spiloclistronです。この個体も吻と鱗、斑紋の感じはcfの特徴となる ↓

 

 ペツラノス プリカタス スリナム 13cm ¥59800  Petulanos plicatusです。Petulanos spiloclistronよりもPetulanos cf. spiloclistron  寄りだということが見てとれると思います。鱗の大きさや緑ギラ、吻のつき方が似ています ↓

入荷当初 ↓

 

 

⑤ ペツラノス インターメディウス リオタパジョス Mサイズ  ¥69800  1980年、Winterbottomによって記載された、Petulanos intermedius  です。記載地はリオシングーであり上記2種の生息地ギアナ3国ではなくブラジルのアマゾン南岸の支流に生息する。そして今回採集された個体はリオタパジョスからでこの1匹のみ。調べても画像などでてこないので、謎多き細身中型カラシンです ↓

全体的な雰囲気はプリカタス系か ↓

 

お付き合いくださいましてありがとうございます

ペツラノスを調べていくうちに

色々気づく点が出て来て非常に面白くこのブログ書くのに

時間がかかってしまいました泪

でも楽しいな笑

小林