10万人の腹が凹んだ! なんて言葉に惹かれドローインやってます小林です。
お店で小林がリキんでいましたら、ドローインやってるときなのでやさしくお声かけください。
さて、遂に標本の針をぬく日がやってまいりました。この瞬間がたまらない。
陰干し10日間ですっかり乾燥したようです。
針を外しにかかります。くれぐれも針の扱いにはご注意くださいね!
そろ~っと徐々に、だいぶ外しました。
全ての針を外しましたら、発泡スチロールに埋めこんで展足したツメを、ピンセットで外します。
はい、このとおり。ここからは虫本体を触らないように、カブトの前羽に初めに刺した針を持って場所移動します。
さて、例の折れてしまった触覚を引っ付ける作業です。
アロンアルファか木工用ボンド等を用意してください。
ピンセットを駆使し、針で受けてくっつけます。意外と簡単。
乾かしている間に、ラベルを作成しておきます。昆虫標本には、採集した日付と採集場所をつけておくことも重要です。こんな感じで、昆虫よりも小さく切った厚紙等に鉛筆書きしておいてください。ボールペンでは虫の油等でにじむ事があります。
ボンドが乾けば、針をもって虫の下側にラベルを刺して・・・
完成です! お疲れ様でした。なかなかの男前でしょう。
保管のほうですが、このような標本箱を自己流で作ってみるのも良いと思います。虫を針で固定して、防虫剤を入れておきましょう。
いかがでしたか?今年間に合わなかった方も、ぜひ来年の自由研究に役立ててくださいね。
by ブンブンマニア 小林