こんばんは 小林で~す。
昨年、何人の方が注文されたでしょうか・・・
プレコの愛と平和を最大限引き出すことが出来るアクリルオーバーフロー多段水槽
その名は 「 プレコマンション ラブ&ピース 」 最近は略してラブピーって呼ばれることが多いようです(笑)
水槽サイズ、段数、部屋割り数 その他もろもろ、お客様の要望に出来うる限り沿うことを第一に考えた水槽セットで、ご予算によりカスタマイズが出来ます。
さて、このオーバーフロー式水槽の下段は濾過槽になりますが、本日はそのお掃除風景をちょいとご覧いただきます。
別にコツもなく、なんていうわけではない掃除風景をどうぞ(笑)
今回はfin第二系統のお掃除をしました ↓
第二系統の濾過槽は多段水槽の下にはなく裏に置いています。そういうことも出来るのが、このセットのいいところです。
三層あるうち左から一層目と二層目をウール、三層目はエーハイサブストラットプロにしています。三層目のろ材は保険のようなもので、ラブ&ピースの水質維持はウールでもたせている感覚で飼育しています。ということでウールの汚れ具合は特に気をつけています。
今回は第一層が汚れてきたため、こちらを丸洗いいたします。経験から丸洗いしても第二層が効くために水質のバランスを崩したことは一度もありません。さらにこのウール、かなり汚れていますがエグイ量のバクテリアが生息しており、このウールを新規セットした水槽で絞っておくと真っ黒けになりますが、翌日にはピッカピカになって魚を入れられるので重宝しています。
さて バケツにウールを取り出します ↓
こんな感じに汚れていてニオイもいい感じ。悪い汚れ方と、いい汚れ方があったりしますが、それは経験でわかってきますよ。アカン時は魚の様子をチェックすべし!
さてさてこのウール、以前は手で洗っていたのですが、えらい大変な労働だったのでやめました。
10数年前、知り合いに秘密兵器をいただきました(笑)
ジャ~ン ↓
そう・・・二層式洗濯機。使えるやつです!ぶんぶん回しちゃいます ↓
その間に第一層目の掃除をします。
その時に必ずやって欲しいのが底面にたまったヘドロ状の泥掃除です。画像ではわかり難いですがかなり溜まっています ↓
うちは下水用の小さなマンホールがあるため ↓
サイフォンの原理で底の泥もろともホースで水を抜きます ↓
その作業をしている間、洗濯機のほうも頑張っています ↓
水道出しながらなので、数分でこれこのとおりにピカピカに ↓
濾過槽の掃除も終って水をはりまして ↓
出来上がったウールを戻して、PH維持用サンゴ砂を置いて出来上がりです ↓
ここで気をつけていただきたいのは、冬季洗ったばかりのウールは冷えきっているので本水槽の水温が下がって大事な魚に白点がつくことがあるやもしれません。そのあたりは気をつけてくださいませ。
それとウールの詰め方も大事です。必ず水の道が出来ないように満遍なく詰めないといけません。これが非常に重要となります。
いかがでしたか?
オーバーフロー水槽やラブピーのような水槽をお持ちの方のちょっとした参考になれば良いです。
フィン 小林