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ブラジル産ロイヤルプレコVol1

こんばんは、フィンの小林です。

本日はブラジル産ロイヤルプレコの中でも高い人気を誇る、ロングスナウトロイヤル(プラチナロイヤル幼魚)とゴールデンサンダーロイヤル(タパジョス本流産)について解説したいと思います。

昨年よりこの2種につきまして、お客様からたくさんのお問い合わせを頂いておりました。その内容の多くが ”ズバリどこが違うの?” というご質問でした。そこで下記に両種の幼魚時代の一般的な画像を掲載しまして、説明させていただきます。

この2種は学名自体同じなのですが、そもそも棲息している河川がかなり離れております。ロングスナウトロイヤルはシングー河にて、ゴールデンサンダーロイヤルはタパジョス河にて採集されております。

画像上のゴールデンサンダーロイヤルは、画像下のロングスナウトロイヤルよりもラインが多くて細く、また乱れている個体(名前の由来である)が多いことも特徴のひとつです。そして吻部がより長く、体色はロングスナウトロイヤルほど赤くはありません。

ゴールデンサンダーロイヤルプレコ タパジョス河本流イタイツーバ産

プラチナロイヤルプレコ シングー河

このように、河川の違いにより明らかな差異が見受けられますので、今後の購入時の参考にしていただけるのではないでしょうか。(大きな個体についてはまた後日ということで)

また同一水系(タパジョス河本流とテレスピレス河)においても、別種と思えるほど異なった個体群も棲息していることが知られております。まだまだロイヤル話は尽きませんので、今後このブログにて公表していきたいと考えております。