こんばんは 店長の小林です。
今日のブログは非常にマニアックな路線、中型カラシンです。
そしてスピロクリストロンの1点突破でございます。
愛好家の方以外は興味ないかもしれませんが、美しいカラシンなので
ぜひ見て頂きたいと思います。
また性格が温和であるため、コリや小型テトラとも混泳できますのでオススメです。
といっても価格が価格なのでそれはちょっと難しいか・・・。
さて、” アノストムス “ スピロクリストロン はドイツのメルグス本でしか
見ることが出来ない種類でした。
この掲載されていたスピロクリストロン。
素晴らしい体型と、幾何学的な柄 ↓
これほどまでに魅力的な種が当店にやってまいりました。
しかもスリナムからの2産地です。
では 早速ごらんください ↓
① アスノストムス スピロクリストロン ニッケリーリバー 6cm ¥60000 当店初入荷と思っておりましたが、2度目の入荷となるスリナムのニッケリーリバー産の個体です。このニッケリーリバーはコランタイン川とコペナメ川の中間あたりも流れており、この付近で採集されている資料もあるので、このロカリティは一般的な個体群であろうと思います。
さて このニッケリー産、メルグス本に掲載された画像の個体よりも体型は若干細身に感じますが、柄が非常に似ていることがわかります ↓
地の色は金属光沢をした重厚なイエローゴールドです ↓
吻部です。下あごは赤みを帯び急角度で上を向いています ↓
ちなみにスピロクリストロンは温和です。しかもビビリだったりします ↓
② アスノストムス スピロクリストロン シパリウィニィリバー 5cm ¥60000 当店初入荷となる採集地、スリナムのシパリウィニィリバー産の個体です。ブラジルやガイアナとの国境付近を流れるシパリウィニィ川周辺産ということもあってか、以前ガイアナから来た個体群とどことなくですが少し似ている気がします・・・。またニッケリー産と比較して体色が明るく、柄が単純ですっきりしています ↓
雌雄差のせいなのか、ニッケリーよりも体型ががっちりしています ↓
2産地の吻部の比較画像を載せておきます。
ニッケリー産 ↓
シパリウィニー産 ↓
同じ種でも ところ変れば見た目も変わる。
そんなところに焦点を当ててみるのが面白い。
さあ これからもっとスリナムを楽しもう。
店長 小林