こんばんは 店長の小林です。
本日は新しい種がなかなか発見されない
ヒパンキストルス属のNewをご紹介します。
採集地はあのディスカスの聖地、アレンカー北岸を遡った
クルア河のさらに奥地のアルトクルアからやってきました ↓
上流部アルトリオクルアはう~んと北のスリナムのほうに近づくようですが、
先日アップしたクルア産のペコルティア同様、
この新種と思われるヒパンキストルスも赤かったりします!
アルトクルアのペコルティアはこちらまで ⇒ レッド系Newペコルティア
ペコルティアをはじめ先日のコクリオドンも赤系であり、
ディスカス同様 なぜかこの水系の魚はこのような体色になるようです。
では Newヒパンキストルスになります。
早速ご覧ください ↓
① レッドヒパンキストルス アルトリオクルア M~XLサイズ
ブラジルで採集された新種と思われるヒパンキストルスです。大アマゾンへは北側から流れ込む河川リオクルア産であり、南側から流れ込むリオシングーに生息するキンペコなどよりも コロンビアのオリノコゼブラ系のほうが近い。ただ面白いのは、ロカリティが近いリオニャムンダやリオウアツマのダークエビルには似ていない。なんでそうなのか河川の出来る過程がいろいろ歴史のなかであったのでしょうが難しいので考えるのはよしておこう。
さてこのNewヒパンキストルス、実物をみて驚いた!ボディやフィンの明白部がオレンジのような赤色のようなカラーをしていました。ブラジルでもコロンビアでもヒパンキストルスは通常ホワイトやイエローが主なので(レッド系キンペコ等も極少数いますが・・・)久々にええもん見ました(笑)。
入荷直後にしてはかなり強いオレンジ色の発色をしているので、飼い込めば赤くなりそう。ということは、ヒパンキストルスなのでブリードすれば いつかネガティブが生まれるでしょうし、そうなれば赤いメガクラウンを造れるかも・・・なんて夢を見させてくれるヒパンキストルスです。
No1 6.5cm ¥39800 ♀だと思います。 ↓
No2 7.5cm ¥39800 ♂だと思います ↓
No3 8cm ¥39800 オスのようにも見えるが胸鰭が細く定かではない。大きなサイズで、かなり赤く感じます ↓
No4 7.4cm ¥39800 ♂です。ボディの棘が強いので このサイズで成熟するようです ↓
No5 7.6cm ¥39800 ♂です。イカツイ体格でカラーも赤い ↓
No6 7.2cm ¥39800 ♀です ↓
No7 6.7cm ¥39800 ♀だと思います ↓
No8 7.2cm ¥39800 ♂だと思います ↓
No9 5.8cm ¥39800 ♀だと思います。小さいせいなのか背びれの柄が乱れちょっと変わっています ↓
いかがでしたか?
未知のヒパンキストルスが未だに確認されるブラジル。
これからも新しい河川調査をお願いいたします。
フィン 小林
追記: 今回輸入されたヒパンキストルス。
世界初かと思っていたら、ドイツのプレコ本で本種を発見! ↓
恐るべし、インゴ・ザイデル