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いろいろ試してみる

こんばんは 店長の小林です。

当店のヒパンキストルス属ブリーディングルームは

基本的に実験室みたいな感覚でやっています。

オリノコはネガティブじゃなく色彩異常タイプを使ってみたり、

取りにくい純血スーパーインペなんか、繁殖能力無いかもしれなくても

10年間ペア変えなかったりなんてざら。

そんな中で色々試してるのがL236タイプのヒパンキです。

爬虫類のスネークやレオパのように、生まれ出る個体を予測したり

柄や色彩をコントロール出来ないかと経験積んでます(笑)

今回はウィルラインのフォースにKUWAIのフクロトジJUNをあててみました ↓

 

【 血統図 】

♂親:ドイツウィルライン 4th(フォース)

 

.        祖父 : フクロトジ(オマケVerⅡ×オマケVerⅡ)

♀親:KUWAI  スーパーメガクラウンゼブラ  → 父方 ↑  母方 ↓

.             祖母 : JUN(CF直系 × 不明)

 

① スーパーメガクラウンゼブラ   fin ウィルライン4th × KUWAI Mサイズ  ウィルラインは昔のL236にスーパーインペ等をあてて作られたもののようですが、4thあたりの頃はまだスーパーメガの固定率は100%ではなく50%ぐらいだったように思います。その4thにL333リアルの血を含む、ジャパニーズスーパーメガ的なぶっとい体型のKUWAIをあててみた。さて下記のスーパーメガ的表現の子は、祖先の持つ劣性と劣性の遺伝から成り立っていると思われるが、黄色いのはいなくて白いのでした。これはウィルラインの血と、少し血に混じるL333の白いカラーが劣性の血として一緒に表に現れたように感じます。またL333の血がはいったことでちょっとゴリっとした印象のL236を作れました

No1   4.4cm ¥15000 ↓

 

No2   4.5cm ¥13800 L236の血が入るものの多くは、この個体の左側面のように背中から伸びるラインや、腹側から伸びるラインが途中でパシっと途切れることが多い ↓

 

No3   4.6cm ¥15000 ↓

 

② スーパーメガクラウンゼブラ   fin ヘテロ WL4th × KUWAI Mサイズ  上記スーパーメガクラウンゼブラと同血統の同腹です。案の定、祖先の中の優性表現が顔を出し始める。しかも以前ウィルラインのAグレードで入荷したものとそっくりな個体が得られたりと面白い。それと今回のブリードでわかったことは、生まれたときはスーパーメガだったのに、成長につれその表現が消え優性表現が勝りだす個体がいたことに驚いた。リアルメガクラウンを作っていると、生まれたときは真っ黒なのに、ある時を境に反転し始めメガクラウンゼブラに化けることがあるが、その反対なのである。このメカニズムが良くわからん・・・・。

子供の表現はノーマルですが、スーパーメガのヘテロなのでこんな血どうしをかけてみればスーパーメガが得られます。

No4   5.3cm ¥5000 ウィルラインのAグレード的表現個体 ↓

 

No5   5.4cm ¥5000 優性の血が思いっきり出てきた個体ですが、こんなでもスーパーメガの血が隠れています ↓

 

No6   5.7cm ¥5000 こっちは黄色いカラーまで出てきた個体 ↓

 

No7   4.5cm ¥5000 生まれたときはスーパーメガ表現だったのに今は逆にいってます ↓

 

バリバリのL236同士をかければ、バリバリのが生まれるんでしょうが

そんなことよりも新しいことを知りたい欲望にかられ

こんなことばかりやってる今日この頃・・・

平和です(笑)

フィン 小林