こんばんは 必死のぱっち(笑) 店長の小林です。
「必死のぱっち」 なんやそれ?って関西弁です・・・。
「ヒパブリコンの準備に、必死のパッチなんですわ~。」
なんとなく雰囲気伝わればOK!
本日は、ヒパブリコンのお知らせ、第4弾!でございます
第4弾は 【カテゴリーⅣ・ニューメガクラウンゼブラ】 についてお知らせいたします。
これまでは、
【カテゴリーⅠ・インペリアルゼブラプレコ イレギュラー個体】
【カテゴリーⅢ・スーパーインペリアルゼブラプレコ バリエーション】
についてご覧いただきましたが、今回の第4弾は待ちに待ったカテゴリーでしょうか、ニューメガクラウンゼブラについてのお話しでございます。
ニューメガって良く聞くけど、その正体はなんなのかわからない。今回はこの謎の名について少しは理解していただければ幸いです・・・。
【カテゴリーⅣ・ニューメガクラウンゼブラ】 について
[ニューメガクラウンゼブラの歴史]
1980年代後半あたりから採集され輸入されはじめたキンペコ。最初の個体群にはキングタイガーペコルティアと名づけられたが、その後多種多様な個体が輸入されたことで、その名は彼らの見せる表現によって呼び名が変わります。
もともとニューメガクラウンゼブラとはこのような野生採集個体につけられた名前です。(現在入荷すればリアルメガとして輸入されるであろうグレード)
リアルメガクラウゼブラ採集個体に見られるような圧倒的な白地の多さはないけれど、ぐるぐる巻の柄だったり、もとはリアルメガの片りんがうかがえるような個体を指す名前であった。
その後は、メガとはいえないけれど白地が多くて ただのキンペコやロイヤルゼブラで販売するにはあまりに惜しい個体達にニューメガとつけられるようになります ↓
このように、キンペコ、ロイヤルゼブラ、ホワイトロイヤルというノーマル個体群のなかでも、地色の多い個体達をニューメガクラウンゼブラ(頭にノーマル時の名前をつけることもある)と呼ぶようになるが、ノーマルとニューメガには 境界線や決まりというものが無い ことを理解してください。
また、ニューメガクラウンゼブラとリアルメガクラウンゼブラとの間に位置づけることの出来る表現個体群も存在する ↓
1.ロイヤルメガクラウンゼブラ (ロイヤルゼブラの上級個体)
2.ホワイトメガクラウンゼブラ (ホワイトロイヤルゼブラの上級個体)
3.ゴールデンメガクラウンゼブラ (ゴールデンキングの上級個体)
このようなリアルメガクラウンゼブラ一歩手前的な表現の個体達は、ニューメガクラウンゼブラとは呼ばず、ノーマル名のあとにメガクラウンゼブラをつけて呼ぶようになった。
以上が今回のカテゴリーⅣに関係するであろう元になる野生採集個体達です。
① ニューメガクラウンゼブラと呼ばれるもの(以下ニューメガ)
ニューメガクラウンゼブラとは上記の歴史に該当するような個体をいい、ブリードの世界においても同様の考えで良いでしょう。
カテゴリーⅢで触れたように、世界的にヒパンキストルスブリードの人気は上がり、世界中の愛好家達は競うように美しい個体を作出するため日夜努力しています。そのためか、ここ数年では野生採集個体のような黒地の多い個体のほうが少なくなってきた感があり、ニューメガと呼べるグレード個体が多く見られるようになりました。
ただそれを追い求めるためか、混血度は増していると考えられ、スーパーインペの血が混ざっていると思われる美しい繁殖個体も多くなってきたことも事実です。
このカテゴリーⅣでは、表現の上でニューメガクラウンゼブラと呼べる個体、をエントリー基準にしたいと考えます。
例えばこんなブリード個体を当店ではニューメガクラウンゼブラと呼んでいます。
1.当店での繁殖個体
お手本はこんな感じです ↓
ホワイトメガクラウンゼブラ系 ↓
ゴールデンメガクラウンゼブラ系 ↓
2.当店専属ブリーダー方の繁殖個体
KOH氏の繁殖個体(野生採集ホワイトメガのF1) ホワイト系ブリードのお手本
ホワイト系 ↓
ゴールデン系 ↓
地味系でも柄がニューメガしてたらOKです。相談してください ↓
② 出品対象魚について
エントリー対象魚は、① ニューメガクラウンゼブラと呼ばれるもの でご覧いただいたような繁殖個体です。
エントリー受付の条件:
・ シングー河以外で採集されたヒパンキストルスの血が混ざっていないこと。
・ 繁殖させた個体の表現がニューメガとは言い難い(キングロイヤル、ロイヤルゼブラ等)と出品者が思われる場合は、カテゴリーⅤ:なんでもアリ でのエントリーをオススメします
・ 表現がニューメガよりもスーパーインペに近いと判断した個体は、出品者と相談の上 【カテゴリーⅢ・スーパーインペリアルゼブラプレコ バリエーション】 にカテゴリーを変更していただきます。
・ 表現がニューメガよりリアルメガクラウンゼブラに近いと判断した個体は、出品者と相談の上 【カテゴリーS・リアルメガクラウンゼブラプレコ】 にカテゴリーを変更していただきます。
・ その他についても、その都度出品者と相談します。
③ 審査方法
審査方法はカテゴリー全てが同様の方法です。理解されている方は読み飛ばして頂いてけっこうです。当コンテストのカテゴリーに一つでもエントリーされた出品者様には、全てのカテゴリーにおいて審査していただきます。
ハッピーブログにて、私が撮影したエントリー魚の画像等をアップいたします。
例: エントリーNo 画像 サイズ 血統等の備考
カテゴリーⅣ エントリーNo〇〇〇 サイズ〇cm 血統:fin第一エース×CF直系
1. ヒパブリコン2016 にエントリーされた方全員に参加していただき審査していただきます。(画像参加者は含みません)
2. 皆様の持ち点を、カテゴリーⅣのエントリーフィッシュに配分していただき、私が集計いたします。
3. 凄いと思った個体一点に全点数をつけても良いし、魅力的な個体が多くて甲乙つけがたい状況であれば、2匹以上に配分されても結構です。
[配点方法]
・ カテゴリーⅣにエントリーされた方には、持ち点10 をもって審査していただきます。
※ 他ブリーダーの個体に対して、自由に点数を配分していただきます。白票はなしとさせていただきます。
・ 他のカテゴリーにエントリーされている方には、持ち点5 をもってカテゴリーⅣの審査をしていただきます。気に入った個体に自由に点数を配分していただきます。
審査結果を私が集計します。点数の総計が一番高い個体を、カテゴリーⅣ優勝者とします。同点の場合はサイズの大きなほうをトップといたします。1位~3位までを当ハッピーブログにて後日発表いたします。ブリーダー名やハンドルネームとともに得票も発表します。ただし、出品者が少数の場合は1位のみ発表いたします。
④ 優勝商品
カテゴリーⅣで優勝された方には、フィンで生まれたホワイトメガクラウンゼブラ若親個体を優勝商品に予定しています。個体が決まりましたらまたアップいたします。2位、3位はフィンブリードやブリーダーズキンペコを予定していますので、決まり次第お知らせします。
優勝商品 → ホワイトメガクラウンゼブラ 第二エースの子を予定
2位商品 → 考え中(フィンブリやブリーダーズキンペコを予定)
3位商品 → 考え中(フィンやブリーダーズキンペコを予定)
以上、このような方法でカテゴリーⅣのコンテストを行う予定です。
こちらについても8月末に再度追記や修正、変更をした後、当ブログにてお知らせいたします。
では 明日の夜は 「カテゴリーS:リアルメガクラウンゼブラ」 をお楽しみに!
アクアショップフィン 代表 小林 圭