※ブログの生体につきましては 在庫がいない 場合がございます。ショッピングにてご確認くださいませ

気がむけば寄生虫

少し長めのお休みいただきまして、心もカラダもリラックスいたしました、店長 小林です。

さてセールも終了し、久々にゆっくり水槽眺めていましたら、小さなからだに重たそうな白い塊がついたテトラオーロが・・・・。「あっ!」 虫つきテトラオーロ発見。

当店の魚は野生個体が多いため、問屋さんから送られてくる魚に、時折寄生している物体がついていることがあります。

TetraOro1

こんな感じで皮膚下についている場合、魚体を傷め難く、ブツを取り出しやすいので、やってみることにします。

先ず、網ですくってブツの感じを確認。小型カラシンの場合、必ず網の上で確認し素手では触らないでください。魚が弱ります。

TetraOro2

さて、針で極小の穴をあけてそとにブツを出す作業にうつりますが、出来るだけ細い針を使用するのが良いです。(奥様、お母様から借用される場合には、何に使うかは言わないほうが良いかと・・・)

私は昆虫標本作成が好きなことから、小型カラシンの場合は、昆虫標本用 志賀針0~1号程度の極細を使用しています。コリドラスなどの硬い魚の場合は2~3号程度を使います。針先をライターで炙って一応殺菌処理を行います。

TetraOro3

さて、虫の取り出し方ですが、塊の真ん中あたりにちいさなピンホールをあけます。それだけで飛び出してくることもありますが、私の針はかなり細く穴が小さいため、すぐには出てきません。

TetraOro4

そこで、差し込んだ針先に例のブツをひっかけて、ちょいっと抜き取りますとこんな感じに・・・・、ハイ いっちょうあがり。

TetraOro5

魚体も無事にもとに戻りました。あとはキズから細菌感染しないように少しグリーンFゴールド入れておきます。

TetraOro6

そして、例のブツですが、気持ち悪いので見たくない方は、ここで終了です。

 

お好きな方はどうぞこちらへ

くねくね動きますので、もう たまりません。東京目黒の寄生虫館にもらっていただけないと思いますので、ご臨終をまって下水へレッツゴー!

TetraOro7

TetraOro8

これにも学名ってあるのかな?

気が向いたら、また寄生虫ネタやりますので、クビを長くしてお待ちください。店長