こんばんは 小林です。
銘魚という言葉があるのか、またあてはまるのかと言うとわからない・・・。
ただ銘という言葉を調べると 「特にすぐれた物品につける特定の名」とある。
長年この熱帯魚の業界にいると、数年に一度特別な魚と出会えることがある。
今回、小型カラシンの世界であるが数年ぶりの感覚を味わうことが出来た。それは背筋がゾクゾクする感覚なのである。
早速ですが、その「銘魚」をご覧いただきたい。
カラシンのマニアさんではなくとも、テトラの世界では凄いものだと思っていただけると思います
↓
① フェニックステトラ 3~4cm ¥6000 AquaFauna便。ハイフェソブリコン属のNewテトラが採集されたという話は聞き及んでいたのですが、まさかこれほど素晴らしい新種が発見されているとは思っておりませんでした。不死鳥、すなわちフェニックスという名が冠されたこのテトラ。決して名前負けしておりません。カラシンマニアにとって「銘魚」としてこれから心に刻まれることになるでしょう。
銘魚、コペランディとエピカリスに匹敵する体型と色彩をもつ ↓
水あわせが済んで数時間後とは思えない発色をしています。落ち着いて日本の水に慣れたときの彼らを眺めてみたいと思います。まさにフェニックス!
頭部アップ画像。コペランディのような頭部を持つ ↓
腹部のアップ画像。地色はピンクですが、特に腹部にはミスト状の赤いスポットがたくさん見られます。これが全体に広がればどんなことになるのだろうか・・・。 ↓
尾びれのアップ画像。他のハイフェソではなかなか見られない発色です。エピカリスのように、尾びれ全体にベタッと血のような朱色が広がる ↓
背びれのアップ画像。根本より、朱色、イエロー、ブラックと色変わりする ↓
皆様、ご覧いただきましてありがとうございます。
そして、ブラジル熱帯魚輸出業者AquaFauna社 宮本さん 素晴らしいテトラをありがとうございました。
それほど多くは採集されておりません。次回の入荷があるかもわかりません。
煽るわけではありませんが、ぜひご自宅の水槽へ!
本日はカラシンマニアの一人 小林 圭