こんばんは 小林です。
ここ数年、人気のキンペコ。
雑誌のほうでも、そろそろ本気で特集でも組むだろうと思っていたら、アクアライフの7月号はプレコ特集でキンペコをディープに取り上げるようです。
なぜにじわじわ人気が出てきたのか。このじわじわというところがポイントなのですが、コレクションすることに加えブリードがわりと簡単に出来ることがわかったからでしょう。エビやメダカと異なり、繁殖できるまでに少し時間がかかることと簡単すぎないということか・・・。
最近ではキンペコブリード創世記に生まれた個体が育ち、その初期の個体達を親として用いてブリードを楽しんでいる方が多いようです。
さて、今回は「ジュンの観賞部屋」でおなじみ→ http://ameblo.jp/mie-ss/ のジュンさんのブリード個体のご紹介です。いつもとは違ったNew血統のようで、なかなか面白い表現をした子供達です。
ご覧くださいませ ↓
① ニューメガクラウンゼブラ ジュンブリード ドラゴン×ジュン オス親はドラゴンブリード、メス親はジュンブリードです。
こちらはオス親: ニューメガクラウンゼブラ ドラゴンブリード ↓
こちらはメス親: ニューメガクラウンゼブラ ジュンブリード。CF直系×ワイルドの子供だそうです ↓
No1 5.5cm ¥29800 ドイツ産スーパーインペのにおいがする。ドラゴンの♂はスーパーインペの血が少なくとも4分の一はいっているのでそのせいだろうか。この個体をみると、ドイツの個体達の由来が少しわかったような気がする。 しかし ドギツイ背びれの模様ですね ↓
No2 6.5cm ¥24800 こちらも明らかにスーパーインペの表現をしている。背びれの柄が変わっています ↓
No3 7.5cm ¥7980 ドイツのスーパーインペの血を使うMCさんの個体に似る。 ↓
No4 5.8cm ¥24800 こちらもスーパーインペ系の表現をしており、メリハリが強くて人気の高いタイプです。よくみりゃブラックエッジ ↓
No5 6.5cm ¥9800 黒くてよい。このように背びれやボディのラインが流れ乱れる個体 ↓
No6 6cm ¥9800 ゴールデンではなくイエロータイプです ↓
No7 6cm ¥9800 白と黒のラインの幅が、ちょうどフィフティフィフティ程度の良個体 ↓
No8 6cm ¥19800 こちらは黄色いスーパーインペといった表現をしている。背びれも尾びれもカッコイイ! ↓
No9 4.5cm ¥17800 同じ親から生まれたとは思えない個体で、メガ系の特徴をしており化けるんじゃないの? ↓
No10 4.5cm ¥12000 こちらもスーパーインペ系の表現。 ↓
以上10匹が今回のリリース個体です。スーパーインペ寄りの個体ほど、背びれや尾びれのラインがイレギュラーになることが興味深い。両親がそういった個体ではなくても、このような個体がうまれてくるのですね。
こちらは同腹の兄弟です。参考個体です ↓
② シルバーシャドウゼブラ ジュンブリード ドラゴン×ジュン
インペの血が少し混じっていると思われるネガティブ(反転)といわれる個体、所謂スーパーインペ系メガクラウンゼブラには、このように金粉というか銀粉というか、粉をふりかけたような厚塗りの地色となる個体が見られる ↓
このまま白地が多い方向を狙っていけば、ドイツ系メガクラウンゼブラにすぐに追いついてしまうんじゃないの!
ハラビレ付近に逆Y字が見えるな。
ご覧いただきましてありがとうございます。
いかがでしたか?
キンペコの繁殖個体には見た目が同じものがない。
自分だけの、世界に1匹を作出する喜びがある
皆様、これからでも間に合います。
Let’s enjoy breed of Hypancistrus.
アクアショップフィン 小林 圭