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ヒパンキストルス属の一考察

こんばんは 店長の小林です。

今日は久々にライフワークにしているスーパーインペ等にまつわるお話です。

シングー河のヒパンキストルス属は インペリアルゼブラやキンペコをはじめ、

数種類が存在していることは周知のことであり、

彼らはシングー河の河底で連続的に棲息し、多いに繁栄しています。

 

本日のお話は、この連続的に棲息していることが重要なポイントとなります。

そう・・・同じヒパンキストルス属の同属が混泳しているのです。

そのためか、ハイブリッドだと思える個体が同一ロケで採集され、

1990年台後半から数年前までは時折輸入されておりました。

 

さて本日はそんなハイブリッドだと考えられている野性個体を累代したものや、

連続性を考慮し、ハイブリッドの存在が予見される種の作成等、

繁殖させることが非常に難しい、高難易度の魚達を本日はご紹介いたします。

とにかく どの個体も大変貴重なものだという認識でご覧ください ↓

 

① スーパーインペリアルゼブラプレコ純血 WF1 finブリード 両親ともにWildスーパーインペ(オールドタイプ)

♂親:Wildスーパーインペリアルゼブラ ↓

♀親:Wildスーパーインペリアルゼブラ

 

 6cm ¥59800  以前に採れた子どもが成長したもので、この個体はシンプルな柄の個体です。現在、この両親からの繁殖はメスがオスより大きくなり出来なくなりましたので貴重なF1となります。 ↓

 

 

② スーパーインペリアルゼブラプレコ純血 WF2 finブリード 両親ともにfin純血スーパーインペWF1 No13   5.6cm ¥49800  祖父祖母がオールドタイプのWildスーパーインペですが、この孫はインペリアルゼブラ寄りの表現で尾びれや背びれの大きなスレンダーな個体です。 ↓

 

 

③ スーパーインペリアルゼブラプレコ純血 WF2 finブリード 両親ともにfin純血スーパーインペWF1 No14   5.6cm ¥49800  こちらも祖父祖母共にオールドタイプのWildスーパーインペです。しかし見た目は数年前に輸入されたタイプのすっきりした表現のWildスーパーインペです。 ↓

 

 

④ スーパーインペリアルゼブラプレコ純血 WF2 み冬ブリード 両親ともにfin純血スーパーインペWF1 No24 8cm ¥79800  オールドタイプの表現を見せる素晴らしいスーパーインペ純血のメスです。祖父祖母ともに①の2000年代前半に輸入された古いタイプのスーパーインペです。その子孫なのでこのようにグロ系の柄なのかもしれません。ワタクシ的には文句なしの逸品です ↓

 

 

⑤ スーパーインペリアルゼブラプレコ純血 WF2 み冬ブリード 両親ともにfin純血スーパーインペWF1 No25 8.2cm ¥59800  こちらも上記同様オールドタイプの♀です。少ない経験からなので一概には言えないですが、ワイルド同士よりもF1同士のほうが 若干繁殖難易度が下がる気がしました。そのためこのF2は採りやすいかもしれません ↓

 

 

⑥ スーパーインペリアルゼブラプレコ純血 WF2 み冬ブリード 両親ともにfin純血スーパーインペWF1 No26 9.3cm ¥49800  地色が黄色くキンペコのような体格をしておりますので、L66の血が色濃く現れた個体です。そのため今後もっと大きく成長していきそうです。大きくなりすぎた純血スーパーインペの♀にあてるもよし、F2の♀をあててF3を狙うもよし、使えるかもしれない貴重なオス。 ↓

 

 

⑦ スーパーインペリアルゼブラプレコ L399タイプWF1 83’Sブリード

♂親 Wild スーパーインペリアルゼブラ キングゼブラタイプ

♀親 Wildキングゼブラ

この子ども達を見て、胃の辺りが熱くなりました。一言では語れなく凄すぎます。作成者の83が何の検証をしようと意図して作ったのか定かではありませんが、想像するに、スーパーインペには野生下でもバリエーションがあり、シングー河の底ではインペをはじめとするヒパンキストルス属が、連続して生息していることを実証したかったのではないでしょうか・・・。

この検証でわかったことは 昔やってきたオールドタイプのスーパーインペには、インペとL66のハイブリッドだけでなく、インペとL399、L400といった血も混ざっていた可能性が高いことがわかりました。特にNo2は明らかにインペの血が入っていることがわかり興味深いです。キングゼブラやキングダップルドとインペリアルゼブラにも因果関係があることがよくわかる貴重な血統です。

No1 5.7cm ¥39800  当店ワイルドスーパーインペ純血のF2からも、このような表現をした個体が生まれていることも興味深く感じる ↓

 

No2 5cm ¥49800  まさにスーパーインペと呼ぶべき個体。素晴らしいF1です ↓

 

No3 6.3cm ¥39800  成長に伴いグロイ柄に変化していきそうな個体です。 ↓

 

 

⑧ インペリアルダップルド CAブリード 

♂親:Wildインペリアルゼブラプレコ

♀親:Wildニューインペリアルダップルドプレコ

こちらを見たときも、胃の辺りがぎゅぎゅぎゅとアツ~くなりました。83といいCAさんといい この検証の仕方が凄すぎます。インペよりもニューインペダップルのほうが深場に生息しているため、現地の漁師達は採集しにくいと言っておりました。そういうこともあって私個人としては生息域の連続性はないと判断していましたが、CAさんは違ったようで彼らの連続性を予見し、見事実証してくれました。なぜなら以前ブラジル便にてキングゼブラが入荷した際、このような個体を幾度と無く見たことがあります。それらはハイブリだったのか、すでに長い時間をかけて種として存在しているのか定かではありませんがシングー河には実際このような個体が生息しています ↓

6cm ¥59800

 

皆様いかがでしたでしょうか?

キンペコのブリードで重視される血統のそれ以前に、

野生がいてこそ語ることが出来るヒパンキストルスの世界。

海外、特にヨーロッパで近年のジャパニーズブリーダーズキンペコが

どのように思われているか知るよしもないですが、

「どうよ、日本のレベルは?」って言えそうな個体達。

誇りっていうものも大事だと思いました。

アクアショップフィン 小林 圭