こんばんは 小林です。
阪神淡路大震災から今日で29年が経ちました。
2024年 元日、震災によって命を落とされ
未来を奪われた多くの方に、いたたまれない気持ちでいっぱいです。
ご冥福を深く祈っております。
23歳まで北九州の工業大学で、液状化と地盤沈下の研究室にいたため
就職は大阪の建設コンサルタントになりました。
その後、阪神淡路大震災に遭遇するのですが、自分は大阪であったためその時は
被災せずにすぐ現地いりするのですが、言葉を失いました・・・。
たくさんの行き場のない魂がそこかしこにおられるように感じました。
地震や地盤のエキスパート達の集団が職場であったこともあり
下っ端の仕事は膨大になり、月の残業時間が250時間をこえることが続くようになり
身体が壊れてしまいました。
白血球がなくなり無菌室のような個室で死ぬんじゃないかと思い
毎日怯えていました。
長く入院しましたが治らない病気で、仕事もやめてしまいました。
先が真っ暗闇だった時に出会ったのが、この熱帯魚の道でした。
この小さな希望に、母と祖父が応援してくれたことを今でも大事にしています。
そしてあれから29年、被災者ではないのですが
一度は死を覚悟し、でも命があれば何とかなると信じ、
生きることを頑張ってきました。
能登半島地震で極限状態の被災者の方、そして関連される全ての方の
命が守られていくことを願うばかりです。
生きてさえいれば・・・・と思うばかりです。
未来を奪われた方がいらっしゃる中で心が痛みますが
この仕事が、いつしか小さな希望になるかもと思い
これからも頑張っていく次第であります。
アクアショップフィン 代表 小林 圭