こんばんは 小林です。
月曜日と火曜日は、ゆっくりとさせていただきました。
肉体的にも精神的にも、よゆうが生まれリフレッシュできましたわ。またいい仕事が出来そうです。
時々こういう時間を作るのもいいなと思ってしまいました(笑)
さてここ数年、日本では深海魚の人気が高まってきましたね。沼津には深海水族館まで出来ましたし、博物館ではダイオウイカの展示が人気を呼ぶなど、「深海魚」の3文字を目にする機会が増えました。
なぜ熱帯魚屋が深海魚の話かって? 実は何の関係も無いわけでは無いんですね・・・これが。深海魚の中でも謎の多いサメ、メガマウスのことはご存知の方が多いと思います。捕獲例と目撃例の極めて少ないサメで、あのビックリするような口の持ち主です。
熱帯魚のなかでも、ナマズにその名が冠された種類がいることをご存知でしょうか。その名もメガマウスキャット。メガマウスと風貌や肌の質感が似ています!
ということで、本日はそんなナマズについて語ります ↓
メガマウスキャット リオシングー 25cm ASK
今回ご紹介する個体は、シングー河で採集されるメガマウスキャットです。
Tocantinsia属に属する。An Atlas of Freshwater and Marine CATFISHES では、この属にはT.depressa と T.piresi の2種が存在すると書かれています。ただPlanetCatfish には T.piresiが有効でT.depressaはシノニムとされている。マリン企画、江島さんの世界のナマズでも「おそらくT.depressa とは別種である」とされています。
ただ、どの書物やウェブサイトにも、「トカンチンス河で採集される」と書いてあるのですが、この20年ほどでトカンチンス産というものを見たことがありません。このシングー河で採集される個体と、どのような違いが見られるのか、トカンチンス河で彼らが採集され、僕の手元に来てくれることを希望する。もしかしたらこのシングー産はTocantinsia属の新種なのかもしれませんね。
さて、そろそろメガマウスの名を冠された理由の顔を拝んでいただきましょう ↓
どうです?この顔つき。
頬ずりしたくなる可愛さです。
この前方からの角度もたまりませんし・・・ ↓
この角度からは10mぐらいありそうな雰囲気でしょう! でもこの子は25cmです ↓
メガマウスキャットが大事なので、混泳はさせたこと無いのですが、たぶん荒そうです。ほんとは、他の混泳魚がやられてしまうでしょうが、やはりメガが大事なので単独飼育しています。
さて、画像はまだまだ続きます。ご堪能くださいませ。
ちょっと上から ↓
こちらは完全に上からの画像。頭部の形状がわかりやすい ↓
日ごろはゴッツイ土管に隠れていて、全く見ることが出来ませんが、夕方になると餌の時間がわかるようで、そわそわしだします。
昨年のアマゾン釣り番組で、マズメに魚の切り身で釣られまくっていたことからも、大食漢だということがわかります。
このフォルムと体色が素晴らしい。
ご覧いただきましてありがとうございます。
安い買い物ではありませんが、「そんなのカンケーネー!」っていうナマズマニア様からの問い合わせお待ちしております。
アクアショップフィン 小林 圭