こんばんは 小林です。
先日、台風で大変な被害を受けた嵐山周辺をぶらぶら歩いてきました。だいぶ活気を取り戻されており、たくさんの観光客でにぎわっており少しほっといたしました。
さて今回のルートは、嵐山 → 愛宕念仏寺 → 清滝 → 神護寺 という10kmほどの道のりを歩くことにしまして、ちょっとしたハイキング気分です。
先ず嵐山で人形の館に行ってみることにしました。人形は少し苦手でしたが、からくり人形など楽しいものや、また嵯峨人形という貴重な人形が多く博物館のようでした。
さて、嵐山の町並みをぬけ 愛宕念仏寺に向かいます。途中で早い昼食をとりました。
精進料理のお店にはいりました。まさか精進料理がこんなにおいしいとは・・・。しかも土瓶蒸までついてました。お腹も満腹になりましたので、そろそろ再スタート。一番目の目的地、愛宕神社に到着しました。
千二百羅漢の寺として有名な愛宕(おたぎ)念仏寺は、30年ほど前までは荒れ寺だったそうです。復興のため奉納された羅漢さんは、一般の方達が手作りで作られたものでユニーク表情をした羅漢様が多い。
たくさんの羅漢さんとぱちり。
こんな所や、あっかんベーも
ちいさなお寺ですが、楽しかったです。最後に恒例の朱印をいただき、ここ愛宕念仏寺を後にしました。(次に向かう神護寺までは距離がありますので、お急ぎの方はここで折り返されても良いかと思います。)
清滝の清流に向かう途中、けっこう長そうなトンネルがありました。後で知ったのですが、ここ京都一の心霊スポットだそうです。到着時、信号が青ならば通ってはいけない。女性がボンネットに落ちてくる、等々寒いお話が多くあるようです。知っていたら通らなかったのに・・・・。
清滝は京都の納涼避暑地で松尾芭蕉が句を詠んだ地です。
ここから神護寺までは4kmほどの道のりになり、少々険しい所も抜けますので軽装すぎるのは禁物です。ご注意を。
清滝川の川べりにつづく東海自然歩道を歩きます。水のながれる音が心地よく、また整然と並んだ針葉樹の林間は気持ちがほころびます。
ただ、平日のせいか全く人には出会えませんし、野生動物が飛び出してきそうで少々不安になりました。森を抜けますと、ここから神護寺までの急な石段を登ります。もうこの石段がきついきつい!
とうちゃ~く! ギブアップ寸前の顔してますね(苦笑)
ここ神護寺は空海が一時住んだ寺であり仏教史上重要な寺であるようですが、シーズンオフのせいか観光客は少なくゆっくり出来ます。ご本尊の国宝、薬師如来立像を拝み、ここでもご朱印をいただきました。(右は愛宕神社のご朱印です)
ここでは厄除けのかわら投げができます。”かわらけ”?なんでや なんで ”け”がつくんやろ?
おっとこんなところに 例の方が転がっていました(笑)
ちょっとマニアックな京都観光をされたい方には良いルートだと思います。帰りはバスで下山できますので、安心ですしね。
では 次回は晩夏の京都をご紹介いたします。 店長 小林