お待たせいたしました。
昨日の各カテゴリー結果発表に引き続き・・・・
本日は予定通り ヒパブリコン2016 グランプリ の発表をいたします。
さて、生体エントリーされた方のうちの62名と、画像参加された方で回答を得た14名をあわせた76名から、皆様の思いとなる清き一票をいただきました。
この総点数76点は全エントリー個体198匹のうちの36匹に投票され採点結果は割れました。
その36匹のうちの約半数が、カテゴリーS リアルメガクラウンゼブラ 以外であったことに驚きを隠せない。
これはヒパンキストルスの愛好家が、メガクラウンゼブラだけを目指しているわけではない証しだと思っております。
それでは発表いたしましょう。
ヒパンキストルス ブリーディングコンテスト 2016 in Japan Grand Prix
はこの方の個体に決定いたしました。
Grand Prix C-S ENo030 取得点:14点 ブリーダー :Jun
寸評・・・
雪化粧した静寂の中に、曲がりくねった無数の道が見える。
尾びれの歪みさえ、圧倒的な存在感のなかでは景色の一つといえよう。
彼は見るものを夢心地にさせてくれる・・・・。
均整のとれた姿や深みのある地肌等 選ばれる理由は多くあろうが、一つ二つ思うことがある。
撮影をする日、持ち込まれた個体を見てギョッとした。メガクラウンゼブラに見慣れている私でさえ圧倒されたのである。13cmを超えるサイズのリアルを見たことのある方は少ないであろうか・・・。心臓がドキドキする。
撮影をするために用意をしていた内寸12cmの水槽ではつかえたため、急遽プレコ撮影に使用したことのないガラスケースを出すことに・・・。想定外のトラブル?であった。
まさかそれほどの個体がエントリーしてくることは無いだろうと決めつけていたのである。
ブリーダーであるJunさんに 「卑怯なサイズやな~?!」と尋ねたところ、彼の返答は・・・・
「 全力でエントリーさせていただきます 」 という言葉が返ってきた。
撮影日の数ヶ月前、すでに親として使っている雄個体から筒を取り上げて、この日を待っていたらしい。
「卑怯なサイズ」なんて、失礼な言葉だったと思います。
このヒパブリコンに賭けてくださっていた強い思いに感服いたしました。
そう簡単には、グランプリはとれないということを実感した時でした。
では ヒパブリコン2016最高位
日本の宝 を最後にもう一度どうぞ
カテゴリーSの優勝魚でもある彼。他を寄せつけないオーラを感じる。
斜め前からの姿も男前である
背鰭フェチにはたまらない模様
男の証である
9月から始まった当コンテスト、
最後までお付き合いくださいまして誠にありがとうございました。
お知らせなどの重要事項は 【閉会の宣言】 にて。
では では・・・
fin